フォークバケット製作
今回はフォークバケット製作をご紹介いたします。
名前の通りフォークリフトに接続して使用するバケットの事なのですが、見た目は下記の写真の様になります。
前面から見た形状は法面バケットと通常のバケットの中間のような形をしています。
しかし、地面に接する箇所に工夫が施してあります。
この様にフォークリフトの爪が入り込めるような箇所を設けており、本体側の幅を調整していただければ、形状問わず使用することが可能です。
しかし、この形のままだと爪とバケットの固定化がされないため、ロック機能も追加していきます。
また、先端部の補強も行います。これによりバケットが障害物等に接触した際にも亀裂が入る確率が大幅に減少します。
ここからは見えませんが、フォークリフト本体とバケットが接触する箇所にも集めのプレートを溶接し、より強固なものとしております。
塗装が終わった後の写真となってしまいましたが、フォークリフトの爪を入れる箇所に穴が明いた部材を溶接しました。
最奥部まで爪を差し切った後、ここにボルトや丸棒を通すことで爪が引っ掛かり、上下左右に振ったとしても外れ落ちることがなくなるというシンプルな構造です。
下記写真のようなものと捉えていただければ大丈夫です。
最後に全体図を載せて今回の記事の締めとさせていただきます。
ホイールローダーより除雪や砂泥・飼料集めといった効率や能力は一歩劣りますが、費用面ではぐっと抑えることが可能です。
夏が始まったばかりですが、冬に向けての準備に検討されてみてはいかがでしょうか。
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