扉体・巻上機改修、据付

以前も既設の扉体を再利用する事例を取り上げておりましたが、今回は、扉体と巻上機を再利用し、戸当りを新規作成した事例をご紹介します。

まずは、既設のゲートを取外し、工場へ持ち帰り清掃します。

↑ケレン前

まだサビやゴミがついており動きも悪い状態です。ここからグラインダーを使用し、ケレン(サビや塗膜を除去する工程)をして凹凸をなるべく減らし塗装が綺麗にのるように作業していきます。

ケレンにも1種~4種まで種類があり、4種が一番安価であり、工程が少ない方法です。

少し説明すると、1種ケレンは、ブラスト工法が主で、高圧のホースから出る研削材の衝撃力や摩擦力でサビを落とし金属面を露出させる方法です。

2種、3種ケレンは、電動工具(ワイヤーホイールやディスクサンダー)と手工具(スクレーパー)を併用して行います。

塗膜面の劣化の状況によりどちらを選ぶか変わりますが、2種はビルや高層マンションなどで激しく劣化している場合に用いられる場合が多いようです。

4種ケレンは、塗膜面の劣化がほぼ無くサンドペーパーで軽く表面を綺麗にする方法です。

よって今回は、一般的によく用いられる3種ケレンで素地調整を行いました。

↑ケレン後

写真では分かりにくいかもしれませんが、サビがある程度取れて綺麗になっています。このケレンの作業が非常に重要であり、大変です。

ケレンが終わると塗装に入り、下塗り→中塗り→上塗りと3回塗装して仕上げます!

↑上塗り後

 

↑据付時

今回戸当りは新設でした。新設の戸当りと組み合わせても違和感なく仕上げる事が出来ました!

予算の都合上すべて新設は難しい、使える部分を活かして作成したい等、御希望を伺いながらご提案させて頂きます。

是非一度お問い合わせ下さい!

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